以前に筆者も受講したテックキャンプですが、今では「テックエキスパート(TECH:EXPERT)」という、エンジニアの就職支援サービスも提供されています。
目次
テックキャンプエキスパートとエンジニアカレッジの比較
画像出典:テックキャンプ
まず、テックエキスパートの料金は、一括支払い 398,000円(税抜)、 オンラインスタイルは298,000円(税抜)です。
ですので、一都三県にお住まいであれば、東京で就職を目指す20代向けの「GEEKJOBキャンプ」や「エンジニアカレッジ(旧:プログラマカレッジ)」の方が安いです。
なぜなら、それらのプログラミングスクールは就職先の企業からお金もらうビジネスモデルのため、完全無料で就職支援までしてくれるからです。
ですので、20代で費用重視の方は「GEEKJOBキャンプ」や「エンジニアカレッジ」を検討された方が良いでしょう。
テックキャンプエキスパートは30才以上や地方在住でも受講可能
ただし、テックキャンプエキスパートは30歳以上であっても、面接に通れば受講OKです。また、地方在住でも、完全オンラインでの学習が可能です。
筆者が調べた限りでは、30歳以上の方や、東京近郊以外にお住いの方でも受講OKなのは「テックキャンプエキスパート」や、18才〜35才までは完全無料の「0円スクール」ぐらいですので、その点が特徴的です。
なお、これはあくまで筆者の個人的な考察ですが、テックキャンプはおそらく「女性」に特に向いているスクールなのではないかと思います(理由は後述します)。
テックキャンプエキスパート(TECH:EXPERT)の評判は?
テックキャンプエキスパートの卒業生ドキュメンタリーや体験談は、公式サイトにも多く掲載されています。
ですので、実際にテックキャンプエキスパートでプログラミングを学び、プログラマーやエンジニアとして転職された方はたくさんいます。
自由な働き方を手に入れられるのがプログラマーの魅力
また、確かに一度プログラマーやエンジニアになってしまえば、リモートでの仕事が可能になります。
プログラマーへの需要は高まることはあれど低下することはないでしょうから、テックキャンプの広告にあるように、自由な働き方を得られる可能性が高まるとは思われます。
そしてさらにプログラミングに加えて英語も身につければ、本当に世界中どこでも暮らせるようになるといっても、過言ではないでしょう。
テックキャンプエキスパート(TECH:EXPERT)の特徴は?
そんなテックキャンプエキスパートの特徴は、「短期集中スタイル」「週末集中スタイル」「オンラインスタイル」などの受講スタイルが選べるところです。
これは、様々な受講スタイルが可能な「GEEKJOBキャンプ」とも似た仕組みとなっています。
一方で、例えば、冒頭にご紹介した東京の20代向けの「エンジニアカレッジ」は完全無料ですが、その分基本的に1~3ヶ月程度は集中してプログラミングを学ぶ形になります。
筆者のプグラミング学習経験からは、集中型の受講スタイルの方が技術は身につきやすいかとは思われますが、誰もが仕事を辞めてそのような形で学べる訳ではありません。
なので、「地方に住んでいる」方や「今の仕事をやめずにプログラミングのスキルを身につけて、将来的にはエンジニアに転職したい」方などには、テックキャンプエキスパートの方が適しているようには思われます。
専属トレーナーが学習をサポートし93%以上が学習を完了
なお、テックキャンプエキスパートは、当然ながら就職支援コースですので、専属トレーナーもついています。
ただし、筆者の受講経験から専属トレーナーがどこまで機能するのかは、そのトレーナーの腕次第なのかなという気はしています。
予想を言ってしまえば、トレーナーも多分男性が多いので、女性でプログラマーを目指す方などは、テックキャンプに通えば非常に優遇されるんじゃないかなという気はします。
実際にネット上に若い女性の体験談もありますし、なんとなくそのようには感じます。ただし別に男性がダメということもなく、基本的には受講生も男性が多いでしょう。
テックキャンプエキスパート(TECH:EXPERT)の就職先は?
続いて、テックキャンプエキスパートの就職先は、上記のようなところがあるようですが、特にテックキャンプと提携している企業という訳ではないようです。
あくまで卒業生が転職に成功しているということですので、受講する人は現時点では結構優秀な人が多いのかなという気はします。
エンジニアカレッジのように10年の実績がある訳ではない
ただし、先ほどご紹介したエンジニアカレッジ(旧:プログラマカレッジ)のように、すでに提携先企業があったり、これまで10年以上の就職支援実績がある訳ではありませんので、テックキャンプはまだまだこれからなのかもしれません。
筆者の印象としても、テックキャンプはメンターも若い(大学生が多い)ですし、若い女性の方などは、テックエキスパートはかなり通いやすいんじゃないかなと思います。
基本的にプログラミング習得にはやる気が必要
インターネット上にはテックキャンプをあまりおすすめしないような口コミもありますが、筆者はテックキャンプは別にダメだとは思いません。
なぜなら、そもそもプログラミングを学ぶなら、必ず自分でもコードを書いたり勉強したりする必要がありますので、基本的にやる気が必要だからです(笑)
もちろん完全オンラインの受講スタイルが良い方は、上場企業が運営するテックアカデミーなども検討された方が良いですが、教室に通ってオンラインテキストで学習したい方には、テックキャンプの方が良いでしょう。
以上になりますが、本気でプログラミングを身につけて、プログラマーやエンジニアになって転職したい方には、テックエキスパートは良いサポートになるのではないかなと思われます。