プログラミングスクールは、会社員の副業に役立つのでしょうか?
まず、プログラミングスクールを受講した筆者の結論としては、おそらく通常のプログラミングスクールだけを受講しても、副業に役立てるのは難しいというものです。
ただし、特化型のプログラミングスクールや、プログラミングスクールのコースによっては、有用だと思われます。
そこで今回はその理由も踏まえて、プログラミングスクールと会社員の副業についてお伝えします。
目次
プログラミングスクール受講後の副業の種類
そもそも、プログラミングスクール受講後に可能になる副業の種類には、一体何があるのでしょうか?
例えば、一番オーソドックスな副業方法には下記が挙げられます。
- フリーランスエンジニアとして受託開発する
- フリーランスデザイナーとして案件を受託する
- プログラミングスクールの講師をする
これらの副業は、基本的にはかけた時間に対して、給料をもらう形の副業となります。世の中にはたくさんの仕事がすでに存在しているため、始めやすい副業とは言えるでしょう。
自分で新しいサイドビジネスを始める
一方で、自分で何か新しいサイドビジネスを始める方法もあります。例えば、下記のような副業方法が挙げられます。
- 自分でWebサービスを開発する
- 自分でスマートフォンアプリを開発する
- 自分でブログをはじめて広告収入を得る
これらの副業は、残念ながらうまくいかなければ、1円も稼げない可能性もあります。
ただし、うまくサイドビジネスを軌道にのせることができれば、長期的には自分が働かなくても、お金を稼いでくれるような副業が可能になったりもします。
それぞれの副業をうまくいかせるためには、それぞれ別のプログラミングスクールを利用するのがおすすめですので、それぞれご紹介していきます。
テックキャンプではフリーランスコースを提供中
まず、例えば筆者も受講したテックキャンプ(TECH::CAMP)では、TECH::EXPERTフリーランスコースというコースを提供しています。
TECH::CAMPは通常のプログラミングスクールも全国で展開していますが、TECH::EXPERTは、プログラマー転職やフリーランス支援に特化したサービスです。
TECH::EXPERTフリーランスコースでは、フリーランスエンジニアとして副収入を得ることができるように、案件獲得を徹底的にサポートをしてくれたりしています。
一度フリーランスエンジニアとして案件を獲得することができれば、その実績をもとに次の案件を獲得することができたりしますので、最初に案件獲得をサポートしてくれるというのは心強い仕組みです。
一定の条件をクリアしているにも関わらず案件獲得ができなければ、受講料金も全額返金してもらえますので、TECH::CAMP側も自信のあるサービスと言えるでしょう。
侍エンジニア塾もフリーランス向けコースを提供
他にも、オーダーメイドカリキュラムで、完全マンツーマンレッスンを提供する侍エンジニア塾も、フリーランスエンジニアとしての独立を支援するコースを提供しています。
侍エンジニア塾は、東京の代官山教室で受講することも、完全オンラインで受講することも可能です。
なお、TECH::EXPERTの料金は398,000円(オンラインスタイルは298,000円)ですが、侍エンジニア塾は3ヶ月で438,000円と、若干料金は高くなっています。
ただし、侍エンジニア塾はTECH::EXPERTとは異なり、完全マンツーマンレッスンで、その人にあったオーダーメイドカリキュラムを提供してくれます。
そのため、オンラインテキストを自習して、不明点を質問する形式では学習を継続できるか不安な方などは、侍エンジニア塾を検討されてみるのも一手でしょう。
ちなみに侍エンジニア塾の場合は、オンラインか青山サテライトオフィスで無料体験を受けることができますので、まずは無料体験を受けてみるのもおすすめです。
副業にはプログラミング+WEBマーケティングが必要
続いて、自分で何かサービスやブログを作ってお金を稼ぐ場合には、プログラミングスキルに加えて、WEBマーケティングのスキルが必要となるのが一般的です。
例えば、どんなに良いサービスを作ったとしても、誰にも知られていなければ、当然ながらそのサービスが誰かに使われることはありません。
つまり、サービスを作ったからには、誰かに知ってもらわなければ意味がないのです。
これは例えば、あるメーカーの商品開発担当者がどんなに良い商品を作っても、そのメーカーにセールス担当者がいなければ、誰も購入してくれないのと同じです。
プログラミングの場合は、それがWEBマーケティングになります。SEOやSNSを用いて自分のサービスを広めていくことで、始めていろんな人に知ってもらうことができます。
そのため、プログラミングスクールでプログラミングスキルだけを学んでも、自分で作ったサービスを他人に知ってもらうスキル(=WEBマーケティングスキル)がなければ、なかなか自分で稼げるようになるのも難しいのです。
WEBマーケティングを学べるのはTECHACADEMY
そんな中で、プログラミング+WEBマーケティングを学べるプログラミングスクールも、中には存在します。
例えば、筆者も受講したTECHACADEMYでは、WEBマーケティングコースを提供しています。
TECHACADEMYは完全オンラインのプログラミングスクールで、上場企業が運営している実績のあるプログラミングスクールです。
オンラインテキストにそって自分でカリキュラムを進めていき、わからないところがあればオンラインのSlackで現役エンジニアに質問することができます。
また、週2回ほど現役エンジニアによるオンラインのメンタリングがありますので、こちらで学習モチベーションを維持することができます。
WEBマーケ知識・SEO・広告出稿方法まで学べる
TECHACADEMYのWEBマーケティングコースでは、サイト分析・SEO・リスティング広告・ディスプレイ広告・SNSの広告など幅広く学ぶことができます。
WebサイトやWEBサービスのプロモーションに必要な手順やコストなどを理解できるため、自分でビジネスを立ち上げる時にも活かすことができます。
将来的に自分のサイドビジネスでお金を稼げるようになりたい方の場合は、WEBマーケティングのことを何も知らずに手探りで始めてしまうよりも、一度体系的に知識を身につけておいた方が、長期的に考えるとリターンは高くなると言えるでしょう。
もちろん受託開発だけに特化した副業を希望される場合は、プログラミングスキルだけでも良いでしょう。
一方で、それだけではない副業収入を目指していきたい場合は、プログラミングスキル+WEBマーケティングスキルも身につけておくのが一番良いと思われます。