30代プログラミング未経験の初心者が、プログラミングの基礎を勉強するには、どうしたら良いのでしょうか?
目次
初心者がプログラミングを独学するのは効率が悪い
基本的に、プログラミングの独学は英語の独学と同じで、よっぽどやる気のある方以外にはおすすめしません。
と言いますのも、実際に筆者も当初はプログラミングをオンラインで独学していましたが、最終的にはプログラミングスクールに通うことにしたからです。
自分でプログラミングの本を買ったり、オンラインサービスを利用して独学で勉強しても良いかもしれませんが、よっぽど強いモチベーションがない限りは挫折してしまいます。
プログラミングスクールを利用する良い点は挫折し辛い点
プログラミングスクールの受講形式には、①オンラインで受講する形式、②教室に通って受講する形式の2つがあります。
どちらの場合でも、初心者に最適化されたオンラインテキストを利用して学習することができ、なおかつ何か分からないことが出てきた際には、すぐに現役エンジニアやメンターに聞くことができます。
プログラミングスクールには、このような仕組みがありますので、プログラミング初心者がプログラミングの基礎を身につけるのには最適なのです。
今回は1〜3ヶ月程度で基礎を身につけたい方におすすめのスクールを紹介しますので、30代未経験からプログラマーへの転職を本気で目指す方は、こちらの方の記事を参考にしてみてください。
30代初心者におすすめオンライン型プログラミングスクール
現役エンジニア講師のマンツーマンレッスンならCodeCamp
まず、オンライン受講型で、現役エンジニアによる個別レッスンを受けたい方には、CodeCampが適しています。
CodeCampは東証一部上場のフューチャー株式会社の子会社が運営しており、すでに2万人以上の受講者が存在する、実績のあるプログラミングスクールです。
受講できるコースには、初心者向けのWebマスターコース、デザインマスターコース、Rubyマスターコース、アプリマスターコース、Javaマスターコースなど多数あります。
料金も2ヶ月プランが148,000円〜と良心的ですので、オンラインマンツーマンスタイルが良い方は、一度CodeCampの無料体験レッスンを受講されるのがおすすめです。
オンラインテキスト自習+週2回メンタリングのTechAcademy
続いて、テックアカデミーは筆者も受講しましたが、オンラインテキストを自習して課題を進めつつ、分からないところが出てきたらチャットツールの「Slack」で質問する形式のスクールです。
また、週2回ほど現役エンジニアによる学習メンタリングがオンライン上でありますので、途中で挫折し辛い仕組みとなっています。
テックアカデミーは、東証マザーズ上場のユナイテッド株式会社が親会社のため会社の信頼性は高く、日本e-Learning大賞のプログラミング教育特別部門賞を受賞している、実績のあるスクールです。
通常のプログラミングやデザインのコースに加えて、マネジメントスキルを磨くコースや、ブロックチェーン・AI・Python(人工知能)コースなど、最先端テクノロジーを学べる特化型コースが多いのが特徴です。
オンラインテキストのクオリティは高く、コース受講後も無料で閲覧が可能ですので、内容を忘れてしまった時に復習できる点もメリットです。
テックアカデミーも無料体験をやっていますので、CodeCampと比較したい方などは、一度無料体験レッスンを受講されてから検討されてみるのがおすすめです。
CodeCampとTechAcademyのメリット・デメリットを比較
TechAcademyのデメリットは、CodeCampと違って自分でメンターを選ぶことはできない点です。
ただし、その分TechAcademyは1ヶ月89,000円〜と、CodeCampの2ヶ月148,000円〜よりもTechAcademyの方が、コースによっては料金が安くなっています。
TechAcademyには変なメンターは採用されていないとは思いますが、個人的にそのメンターと性格的に合う合わないというのは、実際にあるかとは思われます。
ですので、自分で教わりたい現役エンジニアの講師を選びたい方や、しっかりと個別指導のマンツーマン形式が良い方は、CodeCampを利用された方が良いでしょう。
30代初心者におすすめの教室型プログラミングスクール3選
マンツーマンレッスン&オーダーメイドプランなら侍エンジニア塾
侍エンジニア塾は、教室 or オンラインで、完全マンツーマンレッスンを提供するプログラミングスクールです。
入塾から卒業まで一貫して現役フリーランスの専属インストラクターがつき、塾生一人ひとりを徹底的にサポートしてくれます。
カリキュラムはフルオーダーメイドで作成してもらえますので、オリジナルアプリウェブサービスを開発したい方や、人工知能を学習したい方などにも適しています。
また、独立・起業・フリーランス支援もしていますので、将来的に自分でサービスを世に出したい方などにも向いています。
侍エンジニア塾の無料体験レッスンは特典満載だが…
侍エンジニア塾は、オンラインだけでなく教室でも無料体験レッスンを提供しており、無料体験に参加すると、言語学習方法や仕事獲得ノウハウ、非売品電子書籍などをもらえます。
ただし、その分受講料は1ヶ月168,000円〜と、他のプログラミングスクールよりも費用は若干高くなっています。
そのため、費用面よりも マンツーマンレッスンを重視する方、一度プログラミングを学習したものの挫折してしまった方などには、侍エンジニア塾の無料体験がおすすめです。
【月額19,800円】様々なコースの基礎を受講するならTECH::CAMP
続いて、筆者が受講したTECH::CAMPは、教室 or オンラインで、オリジナル学習教材「TECH::MASTER」を利用して自習する形式のプログラミングスクールです。
オンラインテキストを自習中に分からないことがあれば、教室にいるメンターにすぐに質問をして、疑問を解決することができます。
また、TECH::CAMPは初月入会金128,000円+翌月から月額12,800円で全てのコースを受講し放題のため、様々なコースの基礎を学びたい方に適しています。
ただし、TECH::CAMPの場合はマンツーマンレッスンではありませんので、基本的には自主的にオンラインテキストで学習ができ、積極的に質問できる方向けです。
また、メンターに学生が多い点が他のプログラミングスクールとは異なる点ですので、そのような学習環境を気にしない方には適しています。
教室も渋谷・新宿・池袋・東京駅前・御茶ノ水・早稲田・名古屋・梅田とたくさんありますので、自分の家からアクセスが良いところを選べるのはメリットです。
【渋谷で1ヶ月】Webサービスとデザイン特化ならWebCamp
WebCampは、1ヶ月で集中してプログラミング(Ruby・Ruby on Rails)とWebデザイン(HTML・CSS)を渋谷の教室で学びたい方のための講座です。
WebCampにはバディ制度があるため、毎日現役エンジニアによる「コーチング」がつき、スキル習得(卒業)まで徹底的に指導してもらえる点が特徴です。
渋谷教室は11:00 ~ 22:00まで通い放題で、13:00 ~ 22:00はメンターにいつでも質問が可能です。また、オンラインでも質問が可能で、過去の質問履歴もチェックできるため、サポート体制が整っています。
料金も1ヶ月118,000円〜と安くなっており、受講者には30代前後でキャリアアップ、スキルアップを考えている方が多いようですので、料金重視で同じような方は、一度無料説明会を受講されてみるのがおすすめです。
【渋谷で3ヶ月】基礎習得+AI/IoT/BlockchainならTech Boost
最後に、1ヶ月のプログラミング学習では短いし、半年ではちょっと長い…という方におすすめなのが、渋谷にあるTech Boostです。
Tech BoostはTECH::CAMPと同じような形式で、オンラインテキストを自習しつつ、分からない点を都度メンターに確認できるスクールです。
平日15時 ~ 22時、土日祝日13時 ~ 19時は渋谷教室で受講が可能で、渋谷マークシティのコワーキングスペースを無料で利用することができたりします。
Tech BoostとTECH::CAMPのメリット・デメリットを比較
コースの内容は、最初6週間でHTML/CSS/Ruby/Ruby on Rails基礎/Gitなどを学び、その次の4週間でRuby on Railsを用いてWebアプリケーション開発に取り組み、最後の2週間でBlockchain/IoT/AIのどれかを学びますので、しっかりと基礎スキルが身につきます。
ただし、月額99,800円のため3ヶ月合計は約30万円と、TECH::CAMPの約15万円よりも高くなりますが、TECH::CAMPとは異なり受講後もテキストを永久に閲覧可能です。
実際、筆者の友人(30代)はTECH::CAMPではなくTech Boostに通いましたが、しっかりと3ヶ月後にはRuby on Railsでウェブサービスを作れるようになりました。
そこまでレベルの高いプログラミング技術を身につける必要はないけれども、何か一つRuby on Railsを用いてWebサービスを作ってみたいという方は、3ヶ月通ってしっかりスキルを身につけるTech Boostの利用を検討されてみてはいかがでしょうか?