コードキャンプ(CodeCamp)と、テックアカデミー(TechAcademy)を比較した評判です。
筆者はテックアカデミーを受講し、友人がコードキャンプを受講しましたので、それらの経験を踏まえてお伝えします。
なお、コードキャンプは東証一部上場企業フューチャー株式会社の子会社で、テックアカデミーの運営会社はマザーズ上場企業ユナイテッドの子会社となります。
そのため運営会社自体の信頼性は、両方ともかなり高いと言えるでしょう。
目次
コードキャンプとテックアカデミーの受講スタイルの違い
まず、コードキャンプ(CodeCamp)は、オンラインのマンツーマンレッスンを提供するプログラミングスクールです。
講師は全員現役エンジニアで、自分で好きな講師を選択することが可能です。レッスンは365日、7時〜23時40分までいつでも好きな時に好きな場所で受講することができます。
基本的に2ヶ月(20回レッスン)148,000円〜でレッスンを受講する形となりますので、1ヶ月あたりにすると74,000円〜と、プログラミングスクールの中でも料金は安いです。
テックアカデミーはオンラインテキストを自習する形式
これに対して、筆者が受講したテックアカデミーは、オンラインテキストを自習し、分からないところがあれば質問をする形式です。
オンラインテキストを通じて課題をすすめて、不明点があればその都度15時〜23時の間に、チャットツールのSlackを利用して、メンターの現役エンジニアに質問をします。
課題は細かいところまでレビューしてもらえますので、きちんと課題をこなしていけば、それなりの基礎スキルが身につく形となっています。
また、TechAcademyの場合は、週2回ほどオンラインで現役エンジニアによるメンタリングがありますので、そこで今後のプログラミング学習の方法を相談することも可能です。
完全マンツーマン形式 or 自習+週2回のメンタリング形式
ですので、ある程度自分でオンラインテキストを通じて、プログラミングの学習ができると考えている方は、TechAcademyの方が良いでしょう。
ただし、TechAcademyは1ヶ月129,000円〜(学生は89,000円〜)となっていますので、1ヶ月あたりの料金はCodeCampよりも高いです。
しかしながら、短期集中で特定のコースを学びたい方には適しているプログラミングスクールです。
一方で、とにかく完全マンツーマンレッスンでプログラミングを学びたい方や、これまでに独学で挫折したことがある方などには、CodeCampの方が適しているでしょう。
なお、両方とも無料体験レッスンを提供していますので、それぞれの無料体験レッスンを受講してから決めるのが一番おすすめではあります。
コードキャンプとテックアカデミーのコースの違い
続いて、コードキャンプとテックアカデミーは提供しているコースも異なります。まず、コードキャンプの一般的なコースには下記があります。
コードキャンプ(CodeCamp)の一般コースの種類
- プレミアムプラス(レッスン受け放題)
- プレミアムコース(必要なところだけを学ぶ)
- Pythonデータサイエンスコース(期間限定)
- WordPressコース(期間限定)
- Unityコース(期間限定)
- Webマスターコース(初心者向け)
- デザインマスターコース(初心者向け)
- Rubyマスターコース(初心者向け)
- アプリマスターコース(初心者向け)
- Javaマスターコース(初心者向け)
コードキャンプはこのような一般的なコースの他にも、転職・就職に特化した別のコースも提供しています。
コードキャンプ(CodeCamp)の転職/就職支援コース
コース名 | 概要 |
---|---|
CodeCampGATE | 20代未経験からIT/Web業界への転職を支援するコース |
CodeCampGATE新卒2019 | 新卒の内定獲得サポートをするエンジニア新卒コース |
そのため、転職活動を視野に入れてプログラミングスキルを身につけたい方は、最初から転職支援コースのCodeCampGATE(20代で社会人経験ある方限定)を受講した方が良いでしょう。
CodeCampGATEは、198,000円で約2ヶ月(レッスンは30回)ほどPHPマスター(HTML5/CSS3, JavaScript/jQuery,PHP/MySQL)を学習し、転職活動をするプログラムです。
無事転職サポート実施期間内に企業に採用され、3ヶ月以上勤務継続した場合は、受講料を全額キャッシュバックしてもらえます。
ですので、転職が成功すれば、実質は無料となる転職支援サービスとなります。
一方で、テックアカデミーのコースには下記があります。
テックアカデミー(TechAcademy)の一般コース
- プログラミング
- Webアプリケーションコース
- PHP/Laravelコース
- Javaコース
- フロントエンドコース
- WordPressコース
- iPhoneアプリコース
- Androidアプリコース
- Unityコース
- はじめてのプログラミングコース
- デザイン
- Webデザインコース
- UI/UXデザインコース
- マネジメント
- Webディレクションコース
- Webマーケティングコース
- オフィス
- Excel2013 コース
- トレーニング
- HTML/CSSトレーニング
- Bootstrapトレーニング
- GitHubトレーニング
- Photoshopトレーニング
TechAcademyの場合は上記のコースに加えて、セットコースを提供しています。
例えば、2セットコースでWebデザインとWebマーケティングを学べたり、3セットコースでWebアプリ+Webデザイン+フロントエンドなどをまとめて学習可能です。
他にもコースの受け放題もありますので、コースの受講スタイルはフレキシブルです。
また、TechAcademyもCodeCampと同じく、IT業界への転職を希望する20代の方限定で、転職保証付きの転職支援コースを提供しています。
エンジニア転職を検討されている方は、合わせて確認してみるのがおすすめです。
テックアカデミー(TechAcademy)の特別コース
- 特別コース
- ブロックチェーンコース
- AIコース
- Pythonコース
- Scalaコース
- Node.jsコース
他にも、TechAcademyは特別コースを提供しています。
そのため、最先端のブロックチェーンやAIについて学びたい場合は、TechAcademyの該当コースを受講されるのが良いでしょう。
コードキャンプもテックアカデミーも無料体験あり
最後になりますが、コードキャンプもテックアカデミーも、無料体験レッスンを毎日提供しています。
無料体験レッスンは、公式サイトからネット上で簡単に予約ができます。
現在プログラミングスクールの受講を悩んでいる方は、まずは両方の無料体験レッスンを受けてから、最終的にどちらを受講するか決めてみるのもおすすめです。