筆者がテックキャンプを最初に受講したのは数年前ですが、当時、テックキャンプは学びたいコース別に受講する形でした。
2017年に再び受講を再開しましたので、その経験も踏まえてテックキャンプの感想や口コミをお伝えします。
目次
テックキャンプは以前はコース別、今は技術を学び放題
筆者は以前はiPhoneアプリなどを作るコースを受講したのですが、現在ではテックキャンプはコース別に別れておらず、さまざまなコースが受講し放題になっています。
具体的には、Webサービス開発、オリジナルサービス開発、デザイン、AI(人工知能)入門、テクノロジーセミナーの5コースが、全て月額14,800円で受講し放題となっています。
ちなみに筆者のように以前にテックキャンプを受講したことがある方は、継続料金の14,800円で、全てのコースが受講し放題になりますのでかなりお得です。
※継続料金は退会から3か月以内限定
現在のテックキャンプのコースの種類と他スクールとの違い
2017年に筆者もテックキャンプの受講を再開したのですが、テキストのクオリティは以前とあまり変わっておらず、正直なところテックアカデミーの方が、テキスト自体のクオリティは高いような気がしました。
また、テックアカデミーであれば、受講後もテキストは無料で確認することができますので、何かのコースに特化して学びたい方は、テックアカデミーを利用された方が良いかもしれません。
他にも、特にWebサービスとWebデザインに特化して1ヶ月ほど学ぶのであれば、渋谷にあるWebCamp、完全オンラインのマンツーマンレッスンが良ければCodeCampの方が適しているとは思われます。
ただし、これは別にテックキャンプが悪いという訳では全くなく、プログラミングスクールの数自体が増えたことで、他のプログラミングスクールのクオリティが上がっているというような気がしています。
3ヶ月間集中でプログラミングを学ぶなら渋谷のテックブースト
他にも、最近では例えば渋谷にあるテックブーストも、3ヶ月間集中のプログラミングスクールを開始しています。
最初の6週間でHTML、CSSといったWebサイトの基本的なマークアップ言語から、Ruby、Ruby on Rails、データベースを学び、次の4週間でオリジナルのWebアプリケーションを開発し、最後の2週間でブロックチェーン、AI、IoTの中から一つを選択して、その基礎知識を得ることができます。
実際に筆者にはテックブーストに通った友人がいるのですが、彼が話すにはなかなかテキストのクオリティも高いみたいです。また、受講後もテキストは無料で確認することが可能です。
特にテックブーストは、今後ホットな領域となるAIやIOT、ブロックチェーンなどを選択して最後に学習できますので、そのような領域を学びたい方には向いているでしょう。
テックキャンプ(TECH::CAMP)の良い点(メリット)
テックキャンプ(TECH::CAMP)の良い点は、継続受講の場合は非常に安いところです。
特に、以前にテックキャンプを受講した方は入会金不要で、たった14,800円で1ヶ月も受講できますので、かなりお得なスクールです。
また、初めてプログラミングを学ぶ方でも、入会金148,000円を払った後は、その次の月から月額14,800円しかかかりません。
ですので、実際のところ2〜3ヶ月でも通えば、他のプログラミングスクールよりも、合計金額は断然安くなります。
完全に独学のサービスよりも、コーチがいた方が良い
例えば、完全オンラインのプログラミングサービスにはProgateなどがあります。
ですが、教室に通ってわからないところはプログラミングができる人に聞いた方が、上達スピードは早くなりますし、何よりもやる気が継続します。
筆者も、「家で1人でプログラミングを3ヶ月間勉強しろ」と言われても、たぶん無理なタイプですので、こういう風に教室に通って強制的に学べる点は、テックキャンプの良いところと言えるでしょう。
実際にテックキャンプの教室に行けば、他の受講生もプログラミングを学んでいますので、自分もやらなければならないと思います。
また、テキストを学習していてわからないところを都度質問できるのは、やっぱり便利です。このような環境は、例えば、受験勉強の際の予備校の自習室などとも同じ仕組みかと思われます。
テックキャンプ(TECH::CAMP)の良くない点(デメリット)
テックキャンプは、基礎をサクッと学ぶには非常に適しているスクールかと思われます。
テックキャンプは、今後プログラマーとして生きていこうと思っている方ではなく、プログラマーと話せるようになるために受講する人に向いています。
また、エンジニアが具体的にどういうことをやっているのか?を、理解したい人などにもおすすめできるサービスです。
なので、就職希望の方は、テックキャンプの就職支援サービス(TECH::EXPERT)の方を利用された方が良いでしょう。
一都三県の20代でエンジニアとして就職や転職をしたい場合は…
一方、本気でプログラミングを学んで、その後エンジニアとしてのキャリアを積みたい方には、3ヶ月間無料でプログラミング研修を受けれるエンジニアカレッジの方が、適しているのではないかと思われます。
エンジニアカレッジは、一都三県在住の20代向けのサービスではありますが、3ヶ月間無料でプログラミングの研修を受けさえてもらえて、なおかつ転職支援サービスまで提供してくれています。
多くの有名大企業や上場企業とも提携していて、10年以上の転職支援実績がありますので、今の仕事を辞めてエンジニアとして生きていきたい方には、おそらく一番最適なサービスと言って良いでしょう。
テックキャンプ(TECH::CAMP)の受講が向いてる人
テックキャンプは、全体的に全く悪いサービスではないです。
そもそも世の中に完璧なサービスなどありませんので、ネット上には若干悪い口コミもありますが、結局はそのサービスをいかすも殺すも自分次第です。
ただし、基本的にはテックキャンプは、安くプログラミングを学びたい学生や、プログラミングの基礎をさくっと学びたい社会人などに向いているサービスに思われます。
数年前であれば、プログラミングスクールと言えば、テックキャンプとテックアカデミーぐらいしか、有名なサービスがありませんでした。
ですが、現代ではかなり多くのプログラミングスクールが誕生しています。
そのため、現在プログラミングスクールを検討中の方は、プログラミングスクールの無料説明会や無料体験を活用して、ぜひ自分にあったスクールを選んでみてください。