21世紀最高にセクシーな職業とも言われ、米国で人気No.1の職業でもあるデータサイエンティスト。forbesによると、データサイエンティストの年収は、中央値で12万8,000ドル(約1,383万円)にもなるようです。
そんなデータ分析のプロである「データサイエンティスト」を育成するスクールが「データミックス」です。
データミックスは、未経験者でもコース終了時には企業におけるエントリー職以上で仕事に就けるレベルまでスキルを引き上げることを目標にしています。
統計学・機械学習・人工知能・データベース・プログラミングなどを効率的かつ体系的に身につけられるプログラムを提供している点が特徴です。
そんな国内唯一のデータサイエンティスト育成スクール「データミクス」の評判や効果について調べてみました。
目次
データミクスの評判や効果は?
データミックスはすでにコースを受講された方がいますので、感想などもHPに掲載されています。
Q. なぜ、スクール形式を選択したのですか?
オンラインの講座でデータ分析を学ぶ方法があるので、そういったものも経験しましたが、初心者なのでプログラムを書くうちにつまずくんですね。
壁にぶち当たったときに、どうしたらいいのか、頼れる人が周りにいることがスクール形式の大きなメリットです。
それに、理論を学ぶだけではなく、実務の中でどうやって武器にしていくのか、経験豊かな講師の方々から実践的な活用を聞けるのがいいなと思いました。
(広告会社勤務 20代男性)
Q. 統計分析とプログラミングの素養不足はどう克服しました?
プログラミングは、毎回、出される宿題が非常にいいトレーニングになりました。プログラムを書くために、ネットや書籍で調べたり、人に教えてもらったりと、とにかく考えられる手はみんな使った感じです。それが少しずつ蓄積になりました。
統計分析のほうは、授業で質問しまくる、これに尽きました。講師も、受講生が本当に理解したかどうか、細かく確認しながら進めてくれます。質問しやすい雰囲気があって助かりました。
(電子書籍会社勤務 20代男性)
Q. 4カ月を終えてみて、スキルアップの実感はありますか?
受講してみて、「期待以上でした」というのが正直な感想です。
受講前に、こういうことができるようになりたいな、これくらいまでスキルが上がればいいなとイメージしていたのですが、今の自分はその想定レベルを上回っていると思います。
コンサルティングの仕事で、実際の案件にどのくらい使えるかが重要なのですが、研修を受けたくらいでは使えるようにならないだろうと、当初は考えていました。
しかし、スクール修了後には、エントリー案件なら十分に使えるだけのスキルと自信が付いていました。
(コンサルティングファーム勤務 30代男性)
などなど、ほとんど未経験の方が参加されているようですが、しっかりと課題をこなしていけば、コース修了時にはスキルと自信が身につくようです。
また、少人数制のクラスで、同時期のコース受講の様々な業界や触手の受講者とのネットワーキングができる点や、卒業後もOG・OBネットワークや転職希望者への転職支援サービスもある点も魅力と言って良いでしょう。
データミックスのコースや料金は?
データミックスのコースは2コースあります。
- データサイエンティスト育成コース
- ビジネストランスレーター育成コース
① データサイエンティスト育成コース
「データサイエンティスト」は、みなさんご存知の通り、高度なデータ分析技術を用いてビジネス課題を解決する専門職です。
インターネット業界ではレコメンデーションアルゴリズムの開発や最適化をしたり、金融業界では貸し出し審査に用いる与信モデルの構築、ダイレクトマーケティングのROI最適化、物流業界では商品配置の最適化やリソース・スケジューリングの最適化などに取り組みます。
したがって、データサイエンティスト育成コースは、データサイエンスをエッジにして、キャリアを本気で切り拓こうとする社会人の方に向けのプログラムです。
カリキュラムは4段階
カリキュラムは「ブートキャンプ」、「ベーシック」、「アドバンス」、「インテグレーション」の4段階のステップに分かれています。
全コースを受講する場合は、入学金25,000円、受講料675,000円と、はっき言ってそれなりに覚悟のいる値段と言えるでしょう。
ですが、「ブートキャンプ」と「ベーシック」に関しては、ステップ単位の受講(単科受講)も可能です。
- 入学金:25,000円(税抜)
- ブートキャンプ受講料:150,000円(税抜)
- ベーシック受講料:150,000円(税抜)
単科受講ですと大分リーズナブルになりますので、ご自身の希望にあったプランだけ受講するのも良いでしょう。
② ビジネストランスレーター育成コース
一方、「ビジネストランスレーター」は、データトランスレータやデータプランナーとも言われたりしますが、経営陣などのビジネスサイドと、データ分析チームとの間に入って架け橋として活動する人です。
経営陣などのビジネスサイド側からビジネスにおける課題をヒアリングし、分析プロジェクトの立案やKPIやPDCAサイクルの設計を立て、データ分析チームからは分析結果をもらって理解し、その結果を元にどうビジネスをすすめていくかを経営陣に提案するようなイメージです。
したがって、ビジネストランスレーター育成コースは、データサイエンスやビッグデータを活用してビジネスを作りたい社会人の方に向けたプログラムです。
カリキュラムは2段階
カリキュラムは、「ハンズオンステップ」と「実践ステップ」の2段階に分かれています。
全コースを受講しても「入学金25,000円(税抜)+受講料240,000円(税抜)」と、はっきり言ってデータサイエンティスト育成コースより大分安くなってます(笑)
ビジネスサイドの方はこちらの方が良いのでしょう。また、こちらも単科受講が可能です。
- 入学金25,000円(税抜)
- ハンズオンステップ受講料120,000円(税抜)
- 実践ステップ受講料120,000円(税抜)
自分の希望するコースだけ受講するのもありかと思いますし、コース毎の詳しい内容などは、実際に無料説明会に参加して聞いてみるのが良いでしょう。
データミックスの会社としての信頼性や講師の質は?
コース自体は良さそうですが、そもそも会社としては大丈夫なのでしょうか?
会社概要を確認して見ると、2017年に設立された会社で、資本金は1,800万円もあるようです。代表の堅田氏が実際に講師も勤めています。
堅田洋資(Yosuke Katada)氏の経歴は?
日本では数少ない米国大学のデータサイエンス修士号を保有。
前職の白ヤギコーポレーションにて、社内のデータはもちろんクライアントのデータ分析を支援するコンサルタントとして活躍。
これまで機械学習を用いたレコメンデーション、アプリユーザーの行動分析や機械学習を用いたプッシュ通知の最適化、交通系IoTのデータ分析、数理最適化などを担当。
白ヤギコーポレーション参画前は、監査法人トーマツにてデータ分析コンサルタント、生体センサスタートアップでサービス・アルゴリズム開発の取締役、KPMG FASにて事業再生コンサルタント、外資系メーカーでの経理・マーケティングなど幅広い経験を持つ。
学歴
University of San Francisco, M.S. in Analytics修了
一橋大学商学部卒業(統計学・データサイエンス専攻)
一言で言うとエリートなのですが、、他の講師も東大大学院卒の方などが集結しているようで、講師陣のクオリティは確かなものと言えるでしょう。
データミックスの受講に向いている人は?
以上を踏まえて、データミックスをお勧めできる人は下記のような方かと思います。
- データサイエンティストに関心がある方
- データサイエンスのスキルを身につけたい方
- 何か専門的なスキルを身につけてキャリアチェンジしたい方
- 将来的にビッグデータを活用したビジネスをしたいと考えている方
データサイエンティストのスキルを独学で身に付けるのは、はっきり言ってそれに関連した仕事をしていない限り難しいかと思います。
ですので、すでにこのようなサービスがあるのであれば、基本的にはお金で学習時間を買った方が効率的かとは思われます。
一度身につけたスキルは一生ものですし、データサイエンティストの求人も増えている時代の流れからも、今のうちから自分へ投資をしておいて、損することはないでしょう。
データサイエンティストに関心のある方や、キャリアチェンジをされたい方などは、一度無料説明会に参加してみても良いのではないでしょうか?