筆者も最初はプログラミングを独学でやろうとした口でした。
ドットインストールをやったり、Progateが出てきてからはProgateを利用したりもしてみました。しまいには、プログラミングのおすすめ本も読んで見たりしました。
ですが、正直会社員をやりながらプログラミングを独学するのって、超絶やる気のある人やプログラミング好きで好きでたまらない人とかじゃないと続かないと思います。
目次
完全に独学で英語をペラペラに話せるようになりましたか?
さて、あなたは完全に独学で英語をペラペラに話せるようになった人でしょうか? そうであれば、プログラミングも完全に独学で何とかなるかもしれません。
しかしながら、多くの人は英会話スクールに通ったり、海外に留学したりして英語を話せるようになっています。
筆者もGABAに通ったりセブ島やロンドンに留学して、ようやく英語をかなり話せるようになりました。
英語学習と同じで、効率よく学ぶならプログラミングスクール
要はプログラミング学習も英語学習と同じで、最初から効率よく学ぶなら、普通にプログラミングスクールに通う方がおすすめです。
最近ではプログラミングスクールも増えてきて競争も激しくなっている分、スクールの質が向上し、料金自体も安くなってきています。
ですので、プログラミング未経験者や初心者の方は、プログラミングスクールでプログラミングの基礎を学んでから独学する方が、よっぽど効率も良いかと思います。
プログラミングを独学で始めると挫折しやすい理由
続いて、筆者のプログラミング挫折体験も踏まえて、プログラミングの独学をオススメしない理由とその具体的な対処法を書いておきます。
プログラミングの独学が挫折しやすい主な理由には、以下があります。
- 作りたいWebサービスやWebアプリケーションがないと、やる気が続かない
- 1日数十分〜数時間程度の取り組みの場合、次の日に学習した内容を忘れる
- 会社員で働きながらの場合、継続的に取り組む時間がない
- 分からない点が出てきても、誰にも質問できない
- 疑問点を自分でネットで調べて、また時間がかかってめんどくさくなる
まあ、こんな感じで挫折します。
特に最後の部分は「ネットで調べる→分からないことが出てくる→ネットで調べる→また分からないことが出てくる」という感じで、負のスパイラルへ突入してしまう可能性もあります。
ですので、プログラミングの初心者の方は、プログラミングのベーシックな部分を含めて、分からないことに直面した時の具体的な調べ方など、一通りプログラミングスクールで基礎を学んでおいた方が、のちのちの学習効率も高まるのです。
作りたいWebサービスがあって相当やる気がある人は独学も可能?
唯一独学に向いている人がいるとすれば、「すでに作りたいWebサービスがあり、すでに調べつつ作り出し始めてしまっている人」かと思います。
こういう人がなぜ良いのかというと、目的からの逆算ができるからです。
「このWebサービスはどうすれば作れるのか?」から出発して、具体的に作れる方法を調べていき、そのために必要なプログラミング言語(Ruby?PHP?Java?Python?など)を理解し、具体的に学び始め…という形で入れるので、まあやりやすいのかなと思います。
ですが、プログラミングスクールに行けば、すでにそのようなWebサービスやiPhoneアプリ、Androindアプリやらを作れる優秀なエンジニアが、たくさん存在します。
ですので、究極的には作りたいサービスがある人であっても、そういう現役のエンジニアにプログラミングスクールで聞いてしまった方が、早いようには思います。
プログラミングを独学するメリット
プログラミングを独学するメリットは、主に下記かと思います。
- お金がかからない(もはやこれにつきます)
- 長く続ければインターネットでの検索能力や、自己解決能力が身につく
- 自分の興味のあるところだけ、部分的に勉強できる
まあなんといっても「安い」の一言につきます。ただし、その分プログラミングスクールに通った時よりも、最初から効率よく短期間で学ぶことはできないでしょう。
色々な回り道をへて、ようやくわかってくるというような感覚でしょうか。
一都三県の20代向けに完全無料のプログラミングスクールも出現
また、最近では20代のプログラマー転職・就職希望者向けに、完全無料のプログラミングスクール(エンジニアカレッジやGEEKJOBキャンプ、0円スクールなど)も出てきています。
ですので、もはや独学でプログラマーへの転職や就職を目指す時代は終わったと言えるでしょう。
下記に完全無料のプログラミングスクールの口コミを記載しておりますので、とにかく安く学びたい方は参考にしてみてください。
プログラミングを独学するデメリット
一方、プログラミングを独学するデメリットは主に下記かと思います。
- わからない時に気軽に聞ける人がいない(調べるしかない)
- 自分がどのぐらいのレベルなのか、プログラミングの才能があるのか、分からない
- プログラミングの何から勉強すべきなのか、本当の正解が分からない
などです。
ちなみにこちらは人によると思いますが、ずっと一人でプログラミングをやっていた場合、そこそこできるレベルになっても、どこかのプロジェクトに入ると、必ず下記のような問題に直面します。
- チームで開発した経験が無い
やはり大型のプロジェクトなどになってくると、一人でできるプログラミングと言えど、結局はチームで仕事に取り組むことになります。
最近のプログラミングスクールでは、チーム実践形式を取り入れているところも増えていきていますので、そのような面でもプログラミングスクールを利用するメリットがあります。
ですので、本格的にプログラマーを目指される方は、一度どこかの会社に入ったりしながら、プログラミングの技術を磨いていった方が良いのかなという気はします。
プログラミングスクールを利用するメリット
以上より、基本的にプログラミング未経験の方は、プログラミングスクールに通われた方が良いかとは思われますが、もちろんプログラミングスクールにもメリットだけでなくデメリットもあるので、あわせてお伝えします。
まずプログラミングスクールのメリットは、主に下記になります。
- プログラミングの基礎を超効率的に学べる
- 分からないことはメンターに質問すれば基本的にすぐ解決し、調べ方など様々なナレッジを教えてもらえる
- プログラミングスクールの受講期間中は、挫折する可能性は低い(お金払ってますし)
- 教室に通う形式のスクールであれば、受講者同士の繋がりができる
- 完全にオンラインで完結できるプログラミングスクールもある
- (スクールによっては)就職支援サービスもある
このように色々とメリットはありますので、一月10数万円程度を払う覚悟がある方であれば、プログラミングスクールに通われた方が良いかなと思います。
要は、お金で時間を買うということかと思います。
プログラミングスクールを利用するデメリット
一方、プログラミングスクール を利用するデメリットは、主に下記になります。
- お金がかかる(これにつきます)
- 1ヶ月では基礎的な部分しか身につかない
お金の面以外にも、1ヶ月だけの受講の場合、本当に基礎の基礎しか身につきません。
ですので、本格的にプログラミングを身につけていくには、プログラミングスクール受講後の独学が必要ですし、もしくは最低でも3ヶ月程度は通われた方が良いでしょう。
ただし、プログラミングスクールを使うと、最初からプログラミングを効率的に学べ流ことに加えて、長期的に効率の良いプログラミングの学習方法も身につけられます。
教室に通う形式であれば、一緒にプログラミング仲間などもできたりもしますので、モチベーション維持にも役立つでしょう。
下記に受講形式や料金で比較したプログラミングスクールの一覧をまとめておりますので、良ければ参考にしてみてください。