【20代でのお金の貯め方】貯金1000万円よりも真に大切なこと

基本的には「収入ー支出」が常にプラスな状態にしておけば貯金は増えます。これができない人が多いので一向にお金が増えないわけです。

ですが、この話は昔からあるありきたりな話題ですので、今回は今後そもそも「お金」そのものの価値自体が下がっていくという話を書きます。

ここでいう「お金」とは主に「日本円」として捉えた方が正確かもしれませんが、はっきり言ってコツコツと「労働」によって「貯金」を増やす行為自体は、今後はあまり意味もなくなってきてしまうかもしれません。

それ以外の「資産」を作る行動をとるか、もしくはそもそも自分が生きる「経済」を見つけることが大切でしょう。資本主義経済で生きたいのか、新しい経済で生きたいのかなどなど。

これらのことについて、「お金2.0 新しい経済のルールと生き方」という本を踏まえて思うところをつらつらと書いておこうかと思います。

今後は社会全体にとって価値のある資本「ソーシャルキャピタル」の時代

「お金2.0」では、既存の経済では「マネーキャピタルを増やすことが上手い人(経営者・投資家)」が大きな力を持っていたと書かれていました。

これはまさにそうで、20代でぷらぷらしたい方は経営者か投資家になった方が、実現可能性は高まり、その場所にたどり着くスピードも上がるとは思います。

ただし、今後は「自己利潤」のみを追求したビジネスおよび行動は、結果的には稼ぎ辛くなることが予想されます。

give & takeではなくgive & giveの時代というのが昔ありましたが、社会に価値を提供した人ほど、結果としてお金も稼ぎやすくなっていく時代となることが予想されます。

これは昔から経営者は「社会貢献」を軸に置いている人の方成功するというのはあるような気はしますが、たとえば現代であれば、FacebookやTwitterのフォロワー数などが多いSNSでのインフルエンサーたちが「お金」をも持つ時代になってきました。

これは彼らに「ファン」がいて、ソーシャル上に「資産」を持ち、インターネットを通じた「評価」や「信頼」が可視化され始めているからです。

代表的なのがYoutuberなどかもしれませんし、非常に「個人」がエンパワメントされる世の中になってきています。

特に日本ではインターネットが使えない地域も少ないですので、そもそも多くの人々に「選択肢」は与えられており、アクションを起こせる環境にいるのです。

今後は資本主義から価値主義へと移行する

さて、それではソーシャル上のインフルエンサーたちは、なぜ「お金」をも稼げるようになっているのか?というと、やはり社会にとって「価値」を提供しているからです。

しかしここでいう「価値」とは、単純に「役立つから価値がある」というものではないようです。本書では「それってすぐにはお金にはならないけど、価値あるよね」という時に使うような「価値」を評価しています。

価値は3種類に分類できます。

  1. 有用性としての価値
  2. 内面的な価値
  3. 社会的な価値

有用性としての価値とは、「それは役にたつか?」という観点から考えた価値です。

続いて、内面的な価値とは、愛情・共感・興奮・好意・信頼など、その個人の内面にとってポジティブな効果を及ぼす「人間の内面的な価値」です。

最後に、社会的な価値とは、個人ではなく「社会全体の持続性を高めるような価値」です。

例えばyoutubeなどの動画は、役立つ動画もありますが、単純に見ていて面白い、共感できる、その人のファンであるなど、見ている人にとって何かしらの「価値」ある動画が受けています。

こうして動画のチャンネルに「登録者数」が増えて生き、それがyoutuber達にとっての「資産」となり、それをマネタイズすること自体は簡単な時代になったのです。

見ている人々に「価値」を提供し、多くのファンを作り、そのファン達から「信用」されることが大事になってきます。

現代は「発信する人」が得をする時代

結局、現代は「発信する人」が得をする時代なんです。こつこつ労働して1000万円を貯めることができた人よりも、世の中に発信し続けている人の方が得をする時代なんです。

そうして、これからは価値ある情報を発信できる人々は、より「ソーシャルキャピタルを増やすのに長けた人」として、さらに得をする時代に突入していくでしょう。

これはインターネットメディアにおいても同じで、「自分の利益」のためにだけ運営しているサイトは、次第に淘汰されることは確実でしょう。

そのサイトの訪問者にとって、社会にとって真に価値のあるメディアやサービスが今後生き残って生き、ますます「社会的に価値のある取り組み」が、より利益を出しやすくなっていく世界になるでしょう。

なのでまあコツコツと貯金1000万円を貯めることよりも、別のことに時間を割いた方が、長期的には得をするかもしれないねという話かと思います。

多くの「選択肢」があるが、それを選ばない「自由」もある

また、本書では下記のような考え方が記載されています。

インターネットが十分に普及した世界では、「どれが一番正しいのか?」という考え方ではなく、「どれも正しい、人によって正解は違う」という考え方が徐々に受け入れられていく。

日本人である私たちは、どんな職業につき、誰と結婚して、どんな宗教を信じ、どんな政治思想を持つのも自由あり、何に「価値」を感じて、どんな資産を蓄え、どんな経済システムの中で生きていくのかも、自分で選んで決められる時代に突入しているのです。

日本に生まれた私たちには、すでにインターネットを使えるという「選択肢」があります。

ただし、インターネットやSNSの世界に触れずに生きることを「選択」することも、十分に可能なのです。

SNSを利用しないという「選択」をすることは可能であり、新しいテクノロジーを利用しないという「選択」をすることも可能、自分が価値を感じるものに時間を使えば良いのです。

日本人である私たちはその選択が可能な、地球上では少数派の国籍の人々であるようには思います。

現代では「お金」以外の欲求が高まっている


また、現代では「お金」以外の欲求が非常に高まっている時代です。

就職においても単に稼げるだけの会社ではダメで、その会社で働いてることがステータスになるか?若い人であれば、異性からモテるのか?などが重視されてきています。

グーグルやアップルなどは、そこで働く人々に高い水準の金銭的報酬と社会的報酬を与え、激しく変化を繰り返し、数字や役職などの秩序を可視化し、明確な理念をメンバーへ浸透させることに多大な時間を割いているそうです。

今後はこのような、会社によくできた「経済システム」を保有している組織がますます強くなっていくのでしょう。

そこで働くやりがいをもてたりすることが、現代においてはますます大切になってくることはまちがいないでしょう。人生の目的や意義、それを見つけて取り組むことです。

他の誰かの自己実現を助けたいという欲求へ

最後に、現代社会の欲望は、本書によると主に下記の3つに大別できます。

  1. 本能的欲求
  2. 金銭欲求
  3. 承認欲求

そして、マズローの五段階欲求では、最上級が「自己実現の欲求」となっていますが、これのさらに先の欲求として、「社会全体の自己実現を助けたいという利他的な欲求」が生まれてきいるとも紹介されています。

人はお金から解放され、理想の状態に近づいていくにつれて、「他の誰かの自己実現を助けたい」という欲求が生まれるというのは、実際に行き着く先にはあるのでしょう。

いろいろとつらつらと書いてきましたが、「なぜ自分はお金を貯めたいのか?」「1000万円を貯めて何がしたいのか?」という本質を、今一度考えて見ても良いかもしれませんね。

案外本当に欲しいものは「お金」では買えなかったりもするかもしれません。

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